食後血糖値の正常値は?ピークは?食後血糖値が上がる食べ物

血糖値

 

血糖値には、空腹時血糖値や食後血糖値などがありますが、最近注目を集めているのが食後高血糖です。
これは、通常時や空腹時の血糖値は正常なのに、食後の血糖値がなかなか低下しないという状態で、このような状態は重大な合併症を発症するリスクを上昇させてしまうんです。
食後血糖値について、見ていきましょう。

このページの目次
  1. 食後血糖値の正常値
  2. 食後血糖値のピーク
  3. GI値とは
  4. 食後血糖値を上げる食べ物

食後血糖値の正常値

食事を摂ると炭水化物や糖分が体に吸収され、ブドウ糖になって血液の中に出てきます。
そのため、血糖値は食前よりも高くなるんです。
食後血糖値の正常値は140r/dlです。
通常は、食後2時間もすると血糖値は正常値に戻りますが、そのまま高い値が続く状態を食後高血糖というんです。
糖尿病を発症したばかりの時期には、空腹時血糖値が正常でも食後血糖値が高い事が多く、この値がよく使われます。

 

食後血糖値のピーク

食後は、食前よりも一時的に血糖値が上がります。
これは、健康な人でも糖尿病の人や糖尿病予備軍の人でも同じです。
そして、それからインスリンの働きによって血糖値は下がっていくのですが、血糖値のピークは健康な人の場合は食後1時間以内に訪れ、2時間も経つと血糖値はほぼ空腹時に戻るんです。
ところが、糖尿病や糖尿病予備軍の人は、インスリンの分泌量が少なかったり、インスリンの働きが正常でなかったりするため、なかなか血糖値は下がりません。
そのため、食後2〜3時間ぐらいにピークが訪れるんです。このような人が食後高血糖です。

 

GI値とは

みなさんは、GI値という名前を聞いたことがあるでしょうか。
最近よく耳にする名前ですが、これはカナダのトロント大学のジェンキンス博士が初めて提唱した視標で、グリセミックインデックスと言います。
これは、摂取した食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するまでの速度を計ったものです。
血糖値は血液中のブドウ糖の濃度の事ですから、このGI値ではブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を基準の100として、相対的に表しています。
このGI値が低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インスリンの分泌も不要になります。

 

反対に、GI値の高いものを多く食べると血糖値が早く上昇するため、膵臓がインスリンをたくさん分泌しなくてはならなくなり、負担も大きくなって血糖値が高くなりやすいんです。
インスリンには、脂肪を作り、脂肪細胞の分解を阻害する働きがあります。
最近、ダイエットにはカロリーよりもGI値を気にした方がいい、という人も増えていますが、それは、血糖値を上げない事でインスリンの分泌を抑えるためなんです。

 

食後血糖値を上げる食べ物

食後血糖値を上げる食べ物は、つまりGI値の高い食べ物の事です。
では、どのような食べ物がGI値が高いんでしょうか。

炭水化物

まずは、食べてすぐエネルギーになる炭水化物です。
特に、食パンやフランスパンは90を超えるGI値があり、かなり血糖値を上げてしまいます。
他にも白米やうどんなども食後血糖値を上げますが、日本そばや玄米、全粒粉のパスタ、ライ麦パンなどはGI値が低くなっています。
基本的に精白されているものの方がGI値は高くなっているようです。

野菜

また、野菜にも食後血糖値を上げるものがあります。
それはジャガイモやニンジン、かぼちゃ、トウモロコシなどで、特に一年中食べる機会が多いジャガイモやニンジンはGI値の高い食べ物です。

果物

果物は基本的にGI値の低いものが多いんですが、ジュースにすると食物繊維が破壊されたり取り除かれたりしてしまい、GI値が上がります。
果物はそのまま生でいただきましょう。
また、食後のデザートとして果物を食べると、血糖値が上昇しやすくなりますから、間食として食べる方がいいでしょう。

肉は平気??

意外なことに、肉類はGI値が低く、牛肉、豚肉、鶏肉のどれもがGI値は45〜46で、ちくわよりも低いんです。
また、ナッツ類もGI値は低くなっています。

この事から分かるように、食後血糖値を上げるかどうかは、カロリーとは無関係なんです。
血糖値が気になる方は、GI値を調べて食べるものを選びましょう。

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